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2015年2月14日 (土)

為替相場の推移

 

 外国為替市場の1日の取引高は
   5.3兆ドル
に回復している。

 

 スイスやユーロ圏、オーストラリア、中国などの中央銀行が金融マーケットにおける投資家の予想を超える金融緩和を展開するなか、JPモルガン・グローバル・FXボラティリティ 指数は1月、一時11.68%と約1年7カ月ぶりの高水準に達した。

 

 米ドル・円でも13.18%と昨年7月の3倍超に上昇した。

 

 円相場は2007年6月に1ドル=124円14銭まで下落した。

 

 その後、世界的な金融危機を背景に日本の円は国債の発行残高の多さを無視したかのごとく、経済力の評価とはことなる視点のもと、国際資本等の積極的な円買いで乖離が広がり11年10月には約4割も上昇し、75円35銭と戦後最高値を付けた。

 
 

 デフレ脱却を掲げる安倍晋三政権に交代したのち、日本銀行の
   黒田東彦総裁
による異次元の金融緩和を受け、昨年11月の同総裁の発言で一気に10円近く売り込まれ、12月には121円85銭と7年5カ月ぶりの水準まで調整が進んだ。

 リーマンショックが発生した08年9月から同年末にかけて、MSCIオールカントリー世界指数 は32%下落した。

 こうしたなか、日本の投資家で為替ヘッジをしていない場合、損失は43%に膨らんでいた計算となる。

 米国のバンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの世界債券指数は同期間に2.6%の収益を上げた。

 もしも、円建てで為替ヘッジなしなら14.8%の損失を被ることになる。

  
 
 
 
 
  

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