中国の貴州省の高校で400人が食中毒 生徒らが抗議し、暴徒化
香港・東網が21日、3月8日に移転開校したばかりの中国貴州省安順市
普定県第一中学
で20日、校内環境の劣悪ぶりに生徒らが暴動を起こして施設を破壊したため、警察が出動する事態となったと報道した。
この学校の食堂では18日に400人あまりが食中毒とみられる症状を発するトラブルも起きていた。
20日未明に発生した暴動では、生徒が食堂や宿舎施設を破壊した。
窓ガラスを割る、階段の手すりを外す、物を窓から放り投げるなどの行為に及んだという。
教員だけでは阻止できず、警察官が出動して警戒にあたる事態となったが、同午前1時半ごろに生徒らが宿舎に戻り、事態は収束した。
生徒3000人が在籍し、敷地内にある宿舎と食堂で生活しているが、食堂工事が完了していないため、昼食時には長蛇の列ができ「昼飯にありつけない生徒もいる」状況だったという。
さらに、提供される食事も虫が入っていたり
腐ったような味
がしたり、校内のスーパーで売っているカップ麺の
消費期限切れ
が見つかったりしたとのこと。
18日には400人以上の生徒がおう吐や下痢、全身に力が入らないなどといった食中毒症状をみせて病院に運ばれる事態も発生した。
さらに、500元(約9660円)を払って学校から購入した布団も寒さをしのげないほど薄いなどといった不満も出ており、生徒の感情が一気に爆発したものと見られる。
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