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2015年3月17日 (火)

イエレンFRB議長も米ドル高にお手上げ

 

 ソシエテ・ジェネラルのグローバルストラテジスト
   キット・ジャックス氏(ロンドン在勤)
によれば、米国以外の経済が比較的低迷しているため、米ドル上昇に歯止めをかけるものはあまりないという。

 一方で米経済に悪化の兆候が出ても、米国に入ってくる国外投資家の資金は米国経済の減速が比較的不安定な他国に波及すると考えるため、増えることになる。

 そのため、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)が債券トレーダーらの予想通り、金利引き上げのさらなる先送りを示唆したとしても、必ずしもドル安にはつながらない。

 世界最大の経済国が勢いを失うということは、ドル以外の通貨にも悪いニュースとなり得るためだとの見解という。

 

ジャックス氏は今後1年以内に米ドルは対ユーロで等価水準に上昇すると予想している。



 

 モルガン・スタンレーのアナリスト、ハンス・レデカー氏も同様の見方という。
 予想としては、米ドルはまだ、同社アナリストの呼ぶ「スーパーサイクル」の中間あたりだとのこと。

 16日の対ユーロでのドルの下げは一服に過ぎず、上昇を再開しそうだとみている。



 なお、米ドル上昇の流れを変える可能性があるのはただ一つだけで
   欧州の経済見通し
が劇的に改善し、ユーロ買いの意欲が起こることしかないという。

 

 金利先物取引の動向によると、9月までにフェデラルファンド(FF)誘導目標が少なくとも0.5%に引き上げられる確率は52%といったところ。

 ただ、米ドルがさらに上昇する確率はこれよりもはるかに高いという。

 そのため、米ドル高は米国経済環境を回復する足かせになりつつあるがイエレンFRB議長も米ドル高にお手上げになっている見方が出ている。

 
 
 
   

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