NZが米英の諜報機関などに協力し、日本や中国の通信傍受(スノーデン氏暴露文書)
ニュージーランド・ヘラルド紙は12日、米国家安全保障局(NSA)の情報収集活動を告白した
スノーデン容疑者
が入手した文書からニュージーランドの情報機関である
政府通信保安局(GCSB)
が米国などに協力し、日本や中国などのアジア諸国の通信を傍受していたことが判明したと報じた。
文書によると、傍受の対象となったのは、ニュージーランドの最大貿易国である中国や友好国とされている日本のほか、北朝鮮、イラン、南極大陸、その他、貿易相手であるアジアの国々約20カ国という。
GCSBが、ニュージーランドと監視活動で同盟を結ぶ
「ファイブ・アイズ」
の米国、オーストラリア、英国、カナダに情報を流していた。
文書ではNSAが、GCSBを米国にとってアクセスが難しい国々の情報提供に
「非常に協力的」
と評価している。
前週には同様の文書で、GCSBがフィジー、サモア、ソロモン諸島、仏領ポリネシアなどの通信を傍受していたことが明らかになっていた。
GCSBは自国民への諜報活動は禁じられているが、外国に対しての法規制はない。
ひとこと
国家の防衛から企業の活動、保有する技術などあらゆるものが諜報活動の対象となる。直接情報へのアクセスが露見した場合のリスクを回避する目的で、こうしたグループを活用して情報を共有することは当然のことだ。
ただ、 「ファイブ・アイズ」を考えれば、第二次世界大戦における対日政策が続いていることを意味している。
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