金の安全プレミアム
トロントに本社機能を置くカナダ五大銀行のひとつの傘下にあるBMOキャピタル・マーケッツの商品トレーディング担当ディレクター
タイ・ウォン氏
はメディアとの電話インタビューで、アラビア半島で紛争が拡大するとの懸念で金の安全プレミアムが高まったと指摘した。
米ドルの軟調が続いていることも金を支えていると述べた。
ひとこと
紙幣の信頼性は価値を国家が保証する意味合いがあり、国家の力を反映したものだ。
円安は奴隷国家を作ろうとする政治家には必要なのだろう。視点を変えれば馬鹿げた話だろう。
円高の予防などは円紙幣を刷って経済市場に流し続けて需要を満たす水準まで増えてしまえば、下落するだけだった。
紙幣を増やすための費用は紙代と印刷費程度で安価なものだ。
愚かにも、日本国債を国内の金融機関が購入したことで円安になれば物価が上昇してインフレ傾向が強まり、保有する国債の価値が低下して身動きが取れなくなってしまう。
日露戦争時の戦費国債の発行では負ける国家の国債を購入するところは少なく買い叩かれた結果、日本が勝手も国債の支払いに追われる羽目になってしまった。
円高時であれば、額面に近い低金利で国債を海外投資家にさばくことが出来ただろう。そもそも、円高自体が、80円割れまで進むことも起きなかった。市場に投資家が保有を望む円が大量に流れることとなり、慌てて買う理由がなくなるためだ。
投資家の心理を読めない日本の売国奴ともいえる欧米や中国・韓国の権益拡大に勤しむ政治家や日銀、マスコミでは国力を低下させるだけであり問題の根は深い。
今円安が強まり、輸入物価の急騰でインフレになれば、金融債券の国債が暴落し、価値が低下するため、金融破綻が引き起こされる。また、海外資産の価値が収益以上に上がり、課税対象となるが、現金が用意できない企業が続出することになりかねない。
政府日銀は信用の崩壊を防ぐためにさらに市場に投入する資金が必要になりいつまでたっても国家の財政が良くならない。
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