量的緩和策(QE)は不要(ドイツ)
欧州中央銀行が主導する量的緩和策(QE)反対派のドイツ連邦銀行の
バイトマン総裁
は12日、フランクフルトで欧州域内経済の見通しはいずれにしても改善しており、従ってこれ以上の刺激策は必要ないとの考えを示
した。
メディアとのインタビューでバイトマン総裁はQEの「採用をマクロ経済状況が本当に必要としているのか、私は依然として確信していない」との認識を示し、「特に問題となる点は、大規模な国債購入によって ユーロ圏の中銀が域内諸国の最大の債権者になってしまうことだと続けた。
財政政策と金融政策がさらに緊密に結びついてしまうと語った。
独連銀は
これまでに独国債21億ユーロを購入したという。
ひとこと
大規模な国債購入による一時的な流動性の確保は必要だ。ただ、いつまで続けるのかが問題となり、止めるタイミングは心理的な影響を考慮しなければ経済指標を意味なきものにしてしまう。
« NZが米英の諜報機関などに協力し、日本や中国の通信傍受(スノーデン氏暴露文書) | トップページ | 外国為替市場では米ドルがじり高 »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
« NZが米英の諜報機関などに協力し、日本や中国の通信傍受(スノーデン氏暴露文書) | トップページ | 外国為替市場では米ドルがじり高 »
コメント