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2015年3月23日 (月)

ナマコへの危機迫る。

 

 ドイツ誌シュピーゲルは、中国への輸出などを目的する乱獲などによって、商業価値のある数十種類のナマコのうち、すでに7種類が
   国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト
に掲載されており、インドやタンザニア、パナマなど20以上の国・地域で捕獲の全面禁止や一部禁止措置が取られていると報道した。

 

 価格が暴騰しているだけでなく、絶滅の危機に瀕している種もあり、すでに20カ国以上で捕獲禁止措置が取られた。

 オーストラリア国家海洋資源・安全研究センターの生態学者
   エリクソン氏
が専門誌でナマコに対する中国人のニーズが世界各地で乱獲を引き起こす原因の1つになっており、一部ではフカヒレに相当するほどの高価な食材として扱われていると発表した。

 

 ナマコは中国だけでなく、日本でも自然食材として高値で取引されており、一部のナマコの価格は1キロ当たり3000ドル(約36万円)にも達している。

 また、熱帯産のナマコでも、乾燥後に1キロ当たり1670ドル(約20万円)もするという。

 

 ウニやナマコなどの棘皮(きょくひ)動物は、息絶えて海底に沈んだ海藻などを食べる「清掃」といわれており、海中に栄養成分をはき出す「リサイクル」を行っている。

 このため、海洋生態に対する循環システムの一端を担っている。

 

 中国ではナマコの養殖が行われているものの、供給量は需要の約4分の1しか自給力がない。

 
 
 
 

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