イランは経済制裁で減少していた原油生産の回復に一歩近づいた。
イランと6カ国の間で2日、核開発問題をめぐり枠組み合意が成立した。
これによって、イランは経済制裁で減少していた原油生産の回復に一歩近づいたこととなる。
イランの原油輸出は2012年半ばに実施された措置で50%抑制されてきた。
欧州金融大手のUBSやコメルツ銀行はこの枠組みの最終合意が成立すればイランがそれから数カ月以内に輸出を再開できる可能性を示唆しているとみている。
枠組み合意では、核プログラムに関する制限をイランが順守していることを
国際原子力機関(IAEA)査察団
が確認すれば、米国と欧州連合(EU)は経済制裁を解除することになっている。
関係国は6月末までの最終合意を目指している。
米国のシェールオイル生産で既に供給過剰となっている世界市場にイラン産原油が再び加われば、他の産油国が期待している年内の原油価格回復に水を差す可能性がある。
枠組み合意が発表された数分後には、世界的な指標である北海ブレント原油が5.4%安まで下落した。
« 3月の雇用統計 | トップページ | 会計監査で資産評価の見直しで資産の目減りが17% »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- マスゴミのエゴ丸出しの報道姿勢に嫌悪感が広がる(2021.01.18)
- 国際機関が食料不足の発生を警告(2020.04.10)
- 新型コロナ肺炎は通常呼吸でも伝染の可能性(2020.04.04)
- 韓国経済は奈落の底に落ちる可能性が高い(2020.02.13)
- 驕る平家ではないが...(2019.08.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント