「性売買特別法」が違憲か否かで論議が活発化(韓国)
中国広播網によると、韓国では現在「性売買特別法」が違憲か否かで論議が活発化しているという。
年末にも一部の売春行為が合法となる可能性が出ている。
韓国では朝鮮戦争時代以降、韓国政府の指示のもと連合国兵士相手の特殊地域が「姦通罪」の適用を排除するために設定され「暗黙の赤線地帯」が存在していた。
しかし、04年に「性売買特別法」が施行され、売春行為はすべて禁止された。
12年、捜査当局に摘発された売春婦の1人が「同法は私の人権を侵害しており、憲法に違反している」と主張したことが今回の司法の場で争われる事態となったもので年末には何らかの結論が出される見通し。
韓国ではこのほど、60年以上続いてきた見せかけの「姦通罪」が廃止されたばかり。
韓国世論は売春の合法化について「姦通罪が廃止されて間もないのに、このうえ売春まで合法になれば混乱が生じるとの声もある。
大きな社会問題になる」との反対意見と、「売春婦から生活の手段を奪うことは、基本的な人権を侵害する行為だ」とする賛成意見と、二つに分かれて論議が巻き起こっている。
また、昨年夏には警察が売春現場に踏み込んだ際、女性一人が窓から飛び降りて自殺する事件も起きている。
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