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2015年4月 4日 (土)

3月の雇用統計

 

 米国労働省が発表した3月の雇用統計によると、雇用者数の伸びは2013年12月以降で最小だった。

 また、家計調査に基づく失業率は前月から変わらずの5.5%だった。

 3月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は
   前月比+12万6000人
の増加にとどまった。

 事前のエコノミスト予想の最低値の24万5000人増を下回った。

 前月は26万4000人増加と、速報値の29万5000人から下方修正された。

 
 

 雇用者の増加幅は2月まで1年間にわたり毎月20万人を超えていた。

 

これは1995年以降で最長だった。

 

 3月の労働参加率は62.7%に低下し、1978年以来の低水準に並んだ。

 

 平均時給は24.86ドル(前月比+0.3%)だった。

 

平均労働時間は34.5時間と前月から6分短縮した。


 労働省によると、天候のために就業不能だった労働者は18万2000人だった。
 過去の3月としての平均値を4万1000人上回った。

 部門別では製造業と建設で雇用者がいずれも1000人減少した。

 
 
 
    
   

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