英国の4月のインフレ率が半世紀余りで初めてゼロを割り込んだ。
英国の4月のインフレ率 は食料品やエネルギーが値下がりし、生活費が押し下げられ半世紀余りで初めてゼロを割り込んだ。
英国政府統計局(ONS)が19日発表した4月の消費者物価指数 (CPI)は
前年同月比-0.1%
に低下した。
事前のエコノミストの調査ではインフレ率ゼロが見込まれていた。
インフレ率がマイナスとなったのは統計が開始された1996年以降では初めてで、それ以前にONSがまとめた過去の記録に基づけば1960年以来となる。
4月のコアインフレ率はマイナス0.8%と、2001年以来の低水準となった。
インフレ率はイングランド銀行(英中央銀行)が目標とする2%を大きく下回っているため、同中銀に政策金利を過去最低の0.5%から引き上げるよう求める圧力は現在ほとんどない。
ただしカーニー総裁は先週、物価下落は一時的でインフレ率は年末には上向くとの認識を示し、これは次なる金融政策変更が利上げとなる公算が大きいという意味だと語った。
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