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2015年5月18日 (月)

巨額の横領容疑で逃亡の富豪を逮捕(カンボジア)

 

 カンボジア警察当局は15日、ロシア当局が巨額の横領容疑で引き渡しを求めていた同国の富豪
   セルゲイ・ポロンスキー容疑者
を、不法滞在容疑で逮捕した。

 

 カンボジア警察関係者によると、ポロンスキー容疑者はモスクワでの建設事業に絡み、1億7500万ドル(約210億円)以上の着服に関与した。

 その後カンボジアに逃走したため、ロシア側が引き渡しを求めていた。 

 カンボジアの裁判所は昨年、犯罪者の引き渡し条約がないことを理由に拒否していた。

 

 今回、ポロンスキー容疑者はビザ期限切れ後の不法滞在容疑で、南部シアヌークビル州の島で逮捕された。

 近くロシアに送還される見通しという。 

 
 
 
 

ひとこと

 

オリガルヒ ( oligarch) と呼ばれるロシアの新興財閥の多くが国家財産を横領して成立したとも言われている。ただ、そのまま、国家機関等を公開して市場で株式を販売すれば多くが欧米の国際資本の手に落ちることになっただろう。

 国益を考えれば、オリガルヒにより経営されたことで規模が拡大し、エネルギー産業などは欧州における川下企業群も支配することになり妥当な選択であったのかもしれない。

 民主化や平等という思考は視点を変えれば、全てが奴隷化することにもなりかねない無駄の多い政治家を飼う愚策に陥りかねず、ワイマール時代の社会の大混乱で治安の低下など秩序の崩壊が拡大し混沌とした時代になれば、多くの国民が厳格な秩序回復を望み独裁政治による社会混乱の急速な収束を求めて大きな揺らぎを引き起こすこともある。


 
 

  

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