テロ国家 北朝鮮外交官が国連会議を妨害
ニューヨークの国連本部で4月30日に開催した
北朝鮮の人権侵害
についてのイベント「犠牲者の声」で、脱北者の証言後、北朝鮮の外交官が制止を無視して米国を批判する声明文を読み上げ、国連行事の進行を妨害するハプニングが起きた。
このイベントは米国と韓国の両国連代表部が主催したもので国連の人権担当者や米国のパワー国連大使、韓国の呉俊・国連大使らが出席した。
脱北者の男性が、北朝鮮の人権状況について話し終えると、スーツにネクタイ姿の
北朝鮮外交官
が一般席に着席したまま、突然声明文を読み上げ始めた。
なお、両脇の同僚2人は黙って聞いていたという。
会場が騒然とする中、イベントの司会者が
「後で時間を確保するので待って下さい」
と頼んだ。また、米国のパワー大使が「妨害することで、あなたは自身の信頼を傷つけている」と説いたものの、すべて無視して主張し続けたという。
聴衆からは韓国語の怒号が飛び交う事態にとなりイベントは7分の中断後に再開された。
国連安全保障理事会が北朝鮮の人権問題を正式議題にして、人権侵害の責任者を追及する姿勢を見せるなど包囲網が狭まっており、金正恩書記の意のままに動く北朝鮮の外交官は、国連で会見を開いたり、声明文をマスコミ各社に配ったりするなど国連「外交」を活発化させている。
ひとこと
管仲の「倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る。」の言葉を考えれば程遠いのが北朝鮮の権力機構だろう。
権力維持のため「功臣粛清」を繰り返しているが、そろそろ限界に近付きつつある。
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