タジキスタンの内務省特殊部隊指揮官が「イスラム国(IS)」 に参加。
中央アジアのタジキスタンの内務省特殊部隊指揮官
ハリモフ警察大佐(40)
が、シリアで
イスラム過激派軍事組織「イスラム国(IS)」
に参加したとする動画を公表した。(関連情報)
タジク内務省の情報では、大佐とともに6人の部下もシリア入りしたという。
隣国キルギスでは、戦闘参加希望者をシリアへ送っていた
ラフマンベルディエフ容疑者(16)
が27日、逮捕された。
シリアに住むおじら複数の仲間と協力し、少なくとも15人をモスクワ経由で現地へ送り込んだという。
タジクからは現在、300人以上がISに参加しているとみられる。
また、キルギスからも2010年以降、約350人がシリア入りしたとされている。
中央アジア諸国におけるISの影響力が貧困層などへの浸透が深刻化している実態が浮き彫りになった。
ハリモフ警察大佐は米国やロシアでの訓練経験を持っており、3年前から指揮官を務めていた。
今年4月下旬から行方不明になっており動画で大佐はイスラム風の黒い衣服とターバン姿で小銃を持ち、タジキスタンではイスラム教徒の権利が侵害されていると主張したうえISのために戦って死ぬ用意があるといった内容をロシア語で語ったとされる。
タス通信は、同大佐がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じてISの情報を集め、その過激思想を部下に広めていたとの同僚の話を報じた。
キルギスでは、戦闘参加希望者をシリアへ送っていた
ラフマンベルディエフ容疑者(16)
が27日、逮捕された。
シリアに住むおじら複数の仲間と協力し、少なくとも15人をモスクワ経由で現地へ送り込んだという。
タジクからは現在、300人以上がISに参加しているとみられる。
また、キルギスからも2010年以降、約350人がシリア入りしたとされている。
旧ソ連諸国のタジキスタンでは1991年の独立直後、旧共産党勢力の政権側とイスラム勢力を含む反政府勢力の内戦が発生した。
5年間続いた影響で国内経済が疲弊した影響もあり、現在でも旧ソ連諸国の中で最貧国に位置している。
1994年以降、政権にあるラフモン大統領が運営する下で、国民の不満がイスラム過激派の浸透につながっている模様だ。
タス通信によると、タジクでは大佐のIS入りが確実視されたことを受け、最高裁が急きょISを「テロ組織」と認定し、国内での活動を禁止した。
これまでタジクではISを脱退して帰国した若者らを刑事訴追しない穏健な方針をとっていた。
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