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2015年6月 8日 (月)

インフレ期待が今後もしっかり抑えられた場合、年内開始決定を支持。

 NY連銀のダドリー総裁は、5日、ミネアポリスで講演で
   労働市場の改善
が続き、インフレ期待が今後もしっかり抑えられた場合は、成長見通しをめぐり暗雲が垂れ込めない限り、金融政策正常化の年内開始決定を支持するだろうと述べた。

 

 一方で、経済成長が労働市場の一層の改善につながるほど十分に力強くなるかについては、依然不透明な状況だと慎重な姿勢も示した。

 なお、初回利上げ後の引き上げペースについては、緩やかなものになる可能性が高いと強調した。

 
 

 この講演の数時間前に発表された5月の米雇用統計では、雇用者数の増加幅が市場予想を上回った。

 5月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比+28万人増加し、市場予想22万6000人増を上回った。

 

 総裁は講演でこの雇用者数の増加幅に触れた上で、「まだ道のりは長い」と加えた。

 

 原油価格が安定し、米ドル相場の上昇ペースが鈍化してきていることから、インフレ見通しに関して「確信を強めつつある」と述べた。

 

 インフレ見通しについても、労働市場の動向次第になるとの認識を示した。
 さらに労働市場の改善が続いたとしても、それだけでは十分ではない可能性があると指摘した。

 

 例えば、労働市場が改善しても賃金の有意な伸びが伴わなかった場合、インフレ期待が低下すれば、インフレ率が中期的に2%に戻っていくとの合理的な確信は持てないだろうと続けた。

 
 
 
 
    

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