大がかりな改造を発注した造船所は、正式認可を受けていなかったと報道
中国湖北省の長江(揚子江)で乗客乗員456人を乗せた
大型客船「東方之星」
が転覆した事故で、遺体収容作業は9日までに大半が終わり、原因究明に焦点が移っている。
中国紙、新京報は1994年就航の「東方之星」を所有する汽船会社が、97年と2008年の2回にわたって大がかりな改造を発注した造船所は、正式認可を受けていなかったと報道した。
所有会社が乗客数を増やして収益を上げようと、当初は2階建てだった客室を4階建てにしたため、重心が上がって不安定な構造になった。
また、客室とデッキをつなぐ通路までつぶして客室部分を増やしており、安全対策上でも問題があった。
乗客乗員456人を乗せた大型客船「東方之星」が中国湖北省の長江(揚子江)で転覆した事故で、遺体収容作業は9日までに大半が終わり、原因究明に焦点が移っている。
竜巻が原因だとする船長の証言に対しても、遺族らの不信感が募っている。
国営中央テレビによると死者は9日までに計434人となった。
生存者は14人で、行方不明者は8人になった。
江蘇省などからの高齢者の団体旅行客が大半で、外国人は乗船していなかった。
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