ギリシャのデフォルト 影響は短期間と予想
ギリシャの金融メルトダウンによってアジア太平洋地域の市場が打撃を被る期間が何日続くかということが、同地域の多くの投資家にとっては問題となっている。
ただ、何週間続くかという話ではなく、その後は利益を見込む投資家もいる。
ギリシャがデフォルト(債務不履行)状態となった場合、アジアのドル建て社債の米国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は拡大する可能性が高い。
域内企業の地中海諸国へのエクスポージャーが限られているため、いかなる動きがあっても短命に終わりそうだ。
予想される米利上げを前に企業の起債が増えており、アジアのドル建て社債発行額は4-6月(第2四半期)に入り645億ドル(約7兆9000億円)と、1-3月(第1四半期)を既に上回っている。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によると、昨年末以降のリターンはプラス2.4%。北米がマイナス0.1%、欧州がマイナス1.3%となっている状況とは対照的。
金融刺激策によって日米欧の金利がゼロ近くとなる中で、ファンドはオーストラリアやニュージーランド、新興アジアのより高い利回りを求めている。
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