ダウ・ケミカルの除草剤に発がん性?
世界保健機関(WHO)は広く使用されている米国の総合化学メーカー
ダウ・ケミカル
の除草剤を発がん性物質のリストに加えた。
WHOは3カ月前には米国のモンサントのグリホサート除草剤に発がんリスクがあるとの評価を下し、反発を招いていた。
フランスのリヨンに本部を置くWHOの下部機関、国際がん研究機関(IARC)は23日の声明で、動物実験による限定的証拠と人間での一部データに基づき、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)は「人間にがんを誘発する可能性がある」と指摘した。
なお、農薬のリスク評価を行う別のWHO関連機関が1963年以来、5度にわたって調査を行ったが、発がん性の証拠は見つかっていない。
ダウ・ケミカルはメディアの取材に対し、2,4-Dのインダストリータスクフォースに依頼するよう求めた。
モンサントは3月、「ラウンドアップ」の商品名で同社が販売しているグリホサート除草剤ががんを引き起こすとしたIARCの指摘に対して反発した。
こうした分類は「無責任」であり、「都合の良い部分だけを取り出した」データによるものだと強く反論した。
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