NZ中銀は乳製品価格下落への対応から23日会合で追加利下げ実施?
農業国であるニュージーランドで乳製品価格が電子入札で6年ぶり安値に落ち込み、成長減速が示唆されたことから中央銀行であるNZ準備銀行(中央銀行)にとって追加利下げを行う新たな理由が浮上している。。
入札サイト「グローバルデイリートレード」で全脂粉乳の平均価格は13.1%下落した。
1トン当たり1848ドルと、2009年7月以来の安値となっており、08年の取引開始以来の低水準に近づいた。
NY中銀のウィーラー総裁は、乳製品価格の見通し悪化が農業収入を抑制し、インフレ率が中銀目標の2%に戻る時期が先送りになるだろうと発言した。
一部のエコノミストはNZドルを押し下げ、インフレ率をゼロ近辺から押し上げるため、NZ中銀は今後も利下げを続け、昨年の利上げ分を帳消しにすると予想している。
昨年は中国の需要拡大の動きからインフレ抑制のため、4回にわたる利上げが行われていた。
エコノミストを対象の調査では、NZ中銀は23日の会合で政策金利 を0.25ポイント引き下げ3%に設定すると予想している。
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