米国の持ち家比率が第2四半期に63.4%に低下
米国民の持ち家比率は第2四半期(4-6月)にほぼ50年ぶりの低水準に低下した。
28日発表の国勢調査局の報告で明らかになった。
金融危機からまだ回復していないことや賃貸を選好する国民が増えたことで持ち家率はここ数年間下降している。
報告によると、第2四半期の持ち家比率 は63.4%(前四半期 63.7%)に低下し、1967年以来の最低となった。
また、第2四半期の賃貸住宅の空室率は6.8%(前四半期 7.1%)に低下し、1980年代以降で最も低い水準となった。
なお、前年同期は7.5%。
センティア・リサーチによると、6月の米国の消費者の平均所得は2008年初めに記録した過去最高を4%下回っており、住宅購入希望者にとっては
住宅ローンの厳しい借り入れ基準
住宅の値上がり
に比べて小幅な所得の伸びが障害となっている。
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