ヒトの手はチンパンジーより原始的
米国のストーニーブルック大学などの研究チームは15日、人間の手の形はチンパンジーの手よりも原始的であることが分かったと、科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
研究では、人間とチンパンジーの手と、800万~700万年前にいたと推定される樹上で生活していたと考えられる双方の共通祖先の手を比べた。
その結果、チンパンジーは親指以外の指が長くなっていたが、人間の手はほとんど同じだった。
チームは主に樹上で生活を続けたチンパンジーが、枝にぶら下がりやすいように指を長くしたと述べ、人間は二足歩行の生活に移ったため手を変化させる重要性が下がったのだろうと推測しているという。
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