原油価格はニューノーマル(新たな標準)で落ち着きつつある
モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの新興市場責任者
ルチル・シャルマ氏
はニューヨークでメディアの取材を受け、インタビューで、現時点では安定しているが、原油価格はニューノーマル(新たな標準)で落ち着きつつあるようだと指摘した。
安定しているものの、低迷に伴う安定だと続けた。
ロシア株が14年に世界で最も大きく落ち込んだ後、同国にいったん戻って来ていた投資家が再び資金を引き揚げつつある。
北海ブレント原油は新興市場の通貨で最も大きく値上がりしていたルーブルが最悪のパフォーマンスに転落したため、今年の高値から19%下落した。
ウクライナ問題に関連した制裁の延長で投資が抑制され、外国市場へのアクセスも限られたことを背景にリセッションが予想よりも軽めにとどまるとの観測が後退した。
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