約720億ドル(約8兆8千億円)の債務 について「返済できない」と表明。
米国の自治領プエルトリコのガルシア知事は6月30日までにプエルトリコが抱える
約720億ドル(約8兆8千億円)の債務
について「返済できない」と表明した。
プエルトリコは2013年以降、増税や年金改革、歳出削減などの対応策をとってきたものの14年度の成長率はマイナス1%となり債務を持続できない状態に陥っている。
ニューヨーク・タイムズは29日、ガルシア氏にインタビューしたところ、債権者に対して返済期限の繰り延べなど大幅な譲歩を求めたことを明らかにしたと のべ、債権者が交渉に応じなければ、経済はさらに悪くなり、返済にまわせるお金も減る。債権者は自分の足を銃で撃つようなものだつ続けたと伝えた。
プエルトリコは1日に期日を迎える約4億ドルの利息支払いは実行する方向で債権者と協議中だが、協議が不調に終われば、米国の金融市場が混乱する恐れがある。
しかし7月15日には9400万ドル、8月1日には1億4千万ドルの支払い期日があり、債務返済は綱渡り状態といえる。
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