口先だけで、FRBがほとんど何もしないことに対し、市場がそっぽを向き始めた。
米国の大手金融機関ウェルズ・ファーゴの
リチャード・ゴードン氏
らアナリストは18日、米連邦準備制度理事会(FRB)は行動の準備をしたものの待機が長過ぎ、中国が最初に動いたとコメントした。
FRBが債券市場を動かす力を失ったらどうなるか。投資家はその答えを見いだしつつあるという。
景気動向が悪化した場合には最善の対応として投資家は社債を売り、米長期国債の安全性を求めている。
デフォルト(債務不履行)が増え、原油価格は下落している。
投資家はクレジット関連の損失リスクを回避するための最良の策を探っている。
口先だけで、FRBがほとんど何もしない中で、こうしたこと全てが起きていると主張し、成長鈍化に直面した中国が金融を通じた刺激策の新たな局面を先導しており、どの国もこうした対策で競い合うようになっている。
米国の金融当局による政策金利は依然としてゼロ付近を維持したままだ。
たとえ年内に利上げしたとしても、引き上げ幅はごくわずかにしかならない。
大恐慌以後で最悪となった金融危機から6年が経過しても米国の金融環境はまだ非常に緩和的だということで市場のコントロールができていない。
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