豪中銀 通貨安必要との文言削除、政策金利2%に据え置き。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利 である
オフィシャル・キャッシュレート
の誘導目標を過去最低の2%に据え置き
一段の通貨下落
が必要との文言を声明から削除した。
スティーブンス総裁は声明で、1豪ドル=0.73米ドルを先月割り込んだ豪ドル相場について、「主要商品の大幅な値下がりに適応しつつある」と指摘。2014年3月以来初めて豪ドルが高過ぎると示唆しなかった。
今回の決定は市場とエコノミストの予想通りであった。
豪中銀は今年2月と5月に利下げを実施した。
10年にわたる鉱山投資ブームが後退する中、豪州の産業振興策はこれまでのところほとんど成功していない。
企業は弱い賃金の伸びを踏まえて既存の生産能力で需要を満たせると判断しており、今後1年間の投資削減計画の規模は過去最大に上っている。
なお、トレーダーは12月までの追加利下げについて、50%の確率を織り込んでいるという。
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