グレンコアの経営陣 30日に債券投資家と会合
スイスの資源商社グレンコアの経営陣は30日に債券投資家と会合を持つと、この事情に詳しい関係者3人が匿名を条件にメディアの取材で明らかにした。
グレンコア債の多くは過去最低付近の価格で取引されており、純ベースで300億ドルの借り入れと16年で最悪の商品下落で懸念が高まった。
量的緩和策の縮小や中国経済の停滞に伴い資金が流出する動きが加速している商品市場では取引が低迷して価格が下落していることに伴い、投資家がネガティブになり資源投資会社のグレンコアの債券が売り込まれ、一部利回りがジャンク級(投機的格付け)並みの水準となっている。
英国の金融大手バークレイズがロンドンで会合を主催する。
なお、グレンコアは100億ドル(約1兆2000億円)規模の債務削減計画を今月発表した。
グレンコアは29日、同社事業は「営業面も財務面も引き続き堅調だ」として、「キャッシュフローはプラスで流動性も十分であり、支払い能力に全く問題はない」と表明している。
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