年内利上げをアトランタ地区連銀総裁が支持。ボラティリティには警戒
アトランタ地区連銀の
ロックハート総裁
は21日、アトランタで講演し、金融当局が利上げを判断する際、ここ最近見られ、現在もある市場のボラティリティをめぐる
慎重なリスクマネジメント
に重きを置くと話
した。
最近の金融市場のボラティリティが米国経済やインフレ見通しへのリスクを高めたものの、状況が落ち着けば、正常な金利環境を目指す軌道に乗るべく最初の行動を起こす用意ができるだろう述べた。
なお、頻繁に使われている「年内」の利上げはまだ有効であると確信すると続けた。
同総裁は金融政策当局者が市場のボラティリティに注目していた理由は米国経済へのリスクが示唆されたためだと指摘した。
(中国が利下げした影響で為替市場が動揺した)1カ月ほど前に不透明感が強まり、市場のボラティリティが高まった。
国内経済へのリスクが若干高まったと当局者はみていたと述べ、この状況が経済に
重大なショック
を与えるのか、それとも
一時的な発作
にすぎないのかを見極めるには時期尚早だと続けた。
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