「イスラム国(IS)」に対する共同軍事作戦
ロシアのクレムリンに近い当局者とモスクワの国防省顧問によると、プーチン大統領はイスラム教スンニ派武装過激派組織「イスラム国(IS)」に対する共同軍事作戦を求める自身の提案を米国が拒否した場合、シリア国内からロシア軍単独で空爆を開始する準備を進めていることが、24日までに分かった。
この提案は28日の国連総会での演説を目的とした訪米の目玉になる見通し。
クレムリンに助言している戦略問題研究所の中東担当シニアアナリスト
エレナ・スポニナ氏
はメディアの取材に対し、ロシアが望んでいるのは、共通認識が広がり、プーチン氏が差し伸べた手をオバマ氏が取ることだ。
だがプーチン氏はそうならなくても行動するだろうと述べた。
プーチン大統領が訪米時にオバマ大統領と会談する可能性もある。
あくまで米国とその同盟国がロシアとイラン、シリア軍と連携してイスラム国に対する軍事作戦を行うことで合意する展開を望んでいるがオバマ政権は現時点でロシア側の提案に否定的な立場だ。
プーチン大統領の提案は、米国が強く求めているアサド政権からの政治的移行と共同軍事行動という「並進路線」を呼び掛けるもの。
ロシアはこれを米国に伝達済み。
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