ドラギECB総裁の発言はハト派的
BNPパリバのユーロ圏担当チーフ市場エコノミスト
ケン・ワトレット氏
はメディアとの会見でのドラギECB総裁の発言内容は、追加緩和の発表なしという環境の
中でこれ以上ないほどハト派的だった。
メッセージは理解されたとし
焦点は12月3日の行動
だとに認識を示し、問題はそれがどんな形を取るかだけだと述べた。
なお、ECB はこの日、政策金利を据え置いた。
主要政策金利である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利は0.05%で維持した。
また、中銀預金金 利と限界貸出金利もそれぞれマイナス0.2%とプラス0.3%に据え置かれた。
ドラギ総裁によれば、22日の政策委員会では預金金利の一段の引き下げが議 題になった。
なお、総裁は1年余り前に、金利は下限制約に達したと言明していた。
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