10月の米新築住宅販売は増加
10月の米新築住宅販売は増加し、1年2カ月ぶり低水準だった前月から持ち直した。
受注残は8年ぶり高水準に達しており、住宅建設が上向いていることが示唆された。
米国商務省が25日発表した10月の新築一戸建て住宅販売 (季節調整済み、年率換算)は
49万5000戸(前月比+10.7%)
だった。
この伸び率は2014年8月以降で最大となった。
事前のエコノミスト予想値は50万戸だった。
なお、前月は44万7000戸(速報値46万8000戸)に下方修正された。
販売されたもののまだ着工していない住宅は17万7000戸に増えており、07年7月以来の高水準となった。
10月の新築住宅販売価格は前年比6%低下して28万1500ドルとなった。
地域別では全米4地域のうち最大の南部が8.9%増だった。
最も小さい北東部は135.3%増と過去最大の伸び(前月 46.9%減)となった。
販売に対する在庫比率は5.5カ月と、前月(6カ月)から低下した。
新築住宅の在庫は10月末時点で22万6000戸だった。
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