IMF理事会 人民元のSDR採用の是非を30日に判断
国際通貨基金(IMF)の
ラガルド専務理事
と全加盟国を代表する24人の理事は30日、ワシントンのIMF本部に集まり、中国の人民元をIMFの
特別引き出し権(SDR)構成通貨
に採用するかどうかを判断する。
なお、同専務理事では既に13日、人民元を採用すべきだとしたIMFスタッフの勧告を支持する考えを表明している。
30日の理事会での承認はほぼ確実と見られる。
IMFは同日の決定を受けて、人民元について採用の条件とされた「自由に利用できる」通貨であると、スタッフが判断するに至った詳細な説明のリポートを公表する公算。
現在のSDR構成4通貨のウエートはドル41.9%、ユーロ37.4%、ポンド11.3%、円9.4%となっている。
理事会の決定には新たに人民元のウエートが盛り込まれ、スタッフのリポートでその根拠が示されることになる見込み。
7月の暫定報告においてIMFスタッフは、人民元のウエートが14ー16%前後になるとの見通しを示した。
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