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2015年11月22日 (日)

北朝鮮から海外に派遣された駐在員が忽然と姿を消す事件が相次ぐ。

 

 米国政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は北朝鮮から海外に派遣された駐在員が忽然と姿を消す事件が相次ぎ、各国の北朝鮮大使館には緊張が走っていると報じた。

 

 中国の対北朝鮮情報筋からの話として、今年9月にドイツと北京に駐在していた北朝鮮出身の家族が忽然と姿を消したという。

 

 こうした事態に、国家安全保衛部(秘密警察)が各国駐在の大使館に配備している
   保衛員
に対して、貿易代表部の貿易駐在員や派遣労働者の
   「監視を強化せよ」
との指示を下したという。

 ただ、情報筋では失踪した人が外交官なのか、貿易関係者なのかは明らかにしていない。

 

また、失踪した家族が韓国や第三国に亡命したという情報も今のところはない。
 事件性はないと思われるため、おそらく亡命の準備過程にあるものと考えられる。

 

 90年代から2000年代初頭に脱北者が急増した当時は
   生活苦から脱北する人
が大半を占めていたが最近では、それほど生活には困っていない下級幹部の亡命が相次いでいるという。

 

 韓国の国家情報院によると、金正恩第1書記が政権に就いて以来、70人以上の高級幹部が粛清された北朝鮮における海外駐在者の亡命は、2013年は8人、2014人は18人、2015年は10月までに20人に達している。

 

 気分次第で粛清される高級幹部の公開処刑等を目し、強化される恐怖政治に恐れた下級幹部が相次いで亡命していると見られる。

 

 朝鮮労働党創建70周年の記念行事に必要な資金を集めるために、貿易関係者や労働者を世界各国に派遣しながら外貨を稼ごうとしたが、苛烈なノルマが達成できなかったり、資金を稼ぎだすために違法行為を行ったためにこた朝鮮公安当局の処罰を逃れるために脱北していると見られる。

 北朝鮮の上級幹部は、常に粛清される環境に置かれ、下級幹部は隙あらば脱北しようとするといった金正恩氏の恐怖政治が継続している限り、北朝鮮権力層の空洞化をもたらそうとしているといった見方が出ているという。 

 
 
 
 
 
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