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2015年12月30日 (水)

フリーポ ート・マクモランの会長の退職金は約100億円超

 

 中国の需要が後退する中、商品価格が16年ぶりの安値に下落したことに対応し、アングロ・アメリカンやグレンコアなどの鉱山各社がコスト削減を進めている中で米国政府への届け出によると産銅会社で世界最大手の
   フリーポ ート・マクモラン
の共同創業者で会長の
   ジェームズ・モフェット氏
が退任するに際し、同氏に支払われる退職手当の総額は
   8330万ドル(約100億2400万円)
に達する可能性があり、これに加えて顧問料として年間150万ドルが支払われる見込みという。

 

 この8330万ドルという金額は、56万2000株の制限付き株式部分と業績部分に基づいて算定された。

 これらの価値が低下し最終的な支払額が減少するか、フリーポートがモフェット氏の業績に基づいて同氏が受け取る株式数を増減する可能性もあると見られる。

 

 なお、モフェット氏はこのほか、550万株のストックオプションを保有していたが、フリーポートの株価が少なくとも18.98ドルに達しなければ価値は発生しない。

 28日終値は6.85ドルで倍以上の上昇が必要となる。

 

 フリーポートが28日発表した資料によれば、計約20年間にわたり取締役を率い、最高経営責任者(CEO)も務めたモフェット会長(77)の後任には、ジェラルド・フォード氏が就任する予定とのこと  

 
 
 
 
ひとこと
 
 世界レベルの企業の経営者の退職金であれば当然だろう。これと比較して見れば日本のグローバル展開している企業の社長の報酬は低すぎる。
 
 高税率の所得税がそもそも問題であり、報酬ではなく会社の経費を私物化する動きが多くの企業で見られることが問題だ。
 
 接待費などを使用に使わないように税政を改正すべきだろう。
 
 
 
 
 
     
   

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