シャドーバンキングに「重大な盲点」残る
米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は3日、ワシントンでの会議で講演し、データ不足が原因で金融システムになお残るリスクへの警戒を規制当局は続けるべきだとの認識を示した。
金融安定に関しては、分からないことが打撃を与え得ると述べ、かなりの部分がまだ分からないままだと指摘した。
金融システムには「重大な盲点」が残っており、データ不足が原因となっている部分もあると続けた。
金融システムの脆弱性については「中程度であり、10年前より相当低い」と指摘した。
資産運用会社といったノンバンクの活動や金融機関同士のつながりは不明瞭だとした上で、証券貸し付けや現先取引、デリバティブ(金融派生商品)に関するデータは「なお不十分であり、よって不安定要因となり得る」と加えた。
« スターウォーズ列車 | トップページ | OPEC 公式生産目標の設定を見合わせ »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- マスゴミのエゴ丸出しの報道姿勢に嫌悪感が広がる(2021.01.18)
- 国際機関が食料不足の発生を警告(2020.04.10)
- 新型コロナ肺炎は通常呼吸でも伝染の可能性(2020.04.04)
- 韓国経済は奈落の底に落ちる可能性が高い(2020.02.13)
- 驕る平家ではないが...(2019.08.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント