世界の景気見通しをめぐる懸念が再燃
欧州株式相場は世界の景気見通しをめぐる懸念が再燃し、銀行株と鉱業株が売られたことから反落、一時の上げを消す展開となった。
銀行株は前日まで2日間の上げが2011年以降で最大となっていた。
また、鉱業株は最近の上昇局面で11%上げていた。
景気見通しをめぐる懸念でイタリアのテナリスとノルウェーのノルスク・ハイドロを中心に売られた。
また、エネルギー銘柄もサウジアラビアとロシアが生産量維持で合意したものの、原油相場が下げに転じたことから反落した。
欧州の経済指標であるストックス欧州600指数は前日比0.4%安の320.37で終了した。
一時は0.8%上げていた。
中央銀行による景気刺激策の効果をめぐる懸念が強まっている。
経済データが予想を下回るものが散見される状況にあり、ボラティリティは過去2カ月間に高まった。
西欧市場の主要株価指数の中では、ドイツのDAX指数とギリシャのアテネ総合指数の下げが目立った。
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