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2016年2月16日 (火)

石油輸出国機構(OPEC)との協調減産に踏み出せないロシア

 

 ロシアのエネルギー相は16日、サウジアラビアの石油鉱物資源相とカタール・ドーハで協議することが関係者の話で明らかになった。

 しかし、仮に協調減産が国益にかなうとプーチン大統領が判断したとしても、実際に減産に乗り出すまでにはいくつもの障害が存在していることは周知の事実だ。

 

 原油輸送量を減らした場合、油田・ガス田の生産能力低下やパイプラインの損傷につながる恐れがある。

 このほか、新たに高価な貯蔵タンクが必要になったり、時間がかかり過ぎる可能性がある。

 
  

 ロシアで多くの油田があるシベリア地方では冬季の気温がマイナス40度よりも下がることがある。

 ロシアで生産された原油とガスには水が混ざっているため、ポンプが停止すればパイプが凍結する恐れがある。

 そのため、夏季にはこうした問題は生じないが、生産を停止した貯留層は塩や残留物で汚染され得るため長期的に生産能力が減少するリスクがある。

 また、ロシアでは減産の代わりに生産した原油を貯蔵しようとしても設備が不足している。

 
 
 

  

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