人には無限の力がある。
米国のハーバード大学などの研究機関で作るグループは、おととし、西アフリカを中心に流行したエボラウイルスに感染し、その後回復した患者の血液から
349の抗体
を取り出し、詳しく調べたところウイルス表面の突起の特定の部分に付着する抗体には、ウイルスの働きを抑える力が強いことを突き止めた。
このウイルスを捕まえる抗体を取り出し、マウスに投与したところ、エボラウイルスに感染したあとの生存率が20%だったものが最大で100%までに高めることに成功したという。
国立感染症研究所ウイルス第一部の
西條政幸部長
は「回復した患者の血液からこれまでにない大量の抗体を作り出して調べ、どういった抗体がウイルスの感染力を特に抑えられるか突き止めたところが大きいと」メディアの取材で述べた。
また、今後の新薬やワクチンの開発につながる可能性があると語った。
ひとこと
環境が変わり声明を脅かす状態に陥ったとしても、対抗する組織が体内で増殖して対抗する者が生まれてくる。
種の生存ともいえるものであり、生物には無限の力があるということだろう。
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