欧州銀行間取引金利(EURIBOR) の操作の罪でトレーダー5人の逮捕状を取得。
英国重大不正捜査局(SFO)によると、ドイツ銀行とソシエテ・ジェネラルのトレーダーら5人は
欧州銀行間取引金利(EURIBOR)
の操作の罪で訴追されながらロンドンの裁判所に出頭せず、それぞれの居住国にとどまったことからこのトレーダー5人について欧州共通逮捕令状を取得した。
他の被告6人は出廷したという。
SFOは身柄引渡手続きという大きな障壁を越えなければEURIBOR操作に関する摘発を進めることができない。
ただ、為替レート操作をめぐる捜査は今週打ち切り、1月にはロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作をめぐる裁判において敗れている。
ひとこと
見せしめ的な取り組みで不正の芽を摘む手法もある。自制的な対応を促すことでも目的は達成するだろう。
証拠を確保することは密室で行われた話し合いの類では明確化することが不可能だ。
出頭しないことを理由とした逮捕状では対象者の英国内での行動等を抑制させる目的にも見える。
証拠を確保することは密室で行われた話し合いの類では明確化することが不可能だ。
出頭しないことを理由とした逮捕状では対象者の英国内での行動等を抑制させる目的にも見える。
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