次回の利上げは「はるか遠くではない」可能性
セントルイス地区連銀の
ブラード総裁
は24日、ニューヨークでの講演でFOMCが四半期ごとに発表する経済予測に言及し、「3月の経済予測での比較的小幅な下方修正は、景気動向が予測通りに展開した場合に次回利上げがはるか遠くではないことを示唆している」と述べた。
米国や世界の経済成長予想は12月の予想から、いくらか下方修正された」と述べながらも、「米国の労働市場見通しは若干上方修正されたと続けた。
また、見通しやデータに変化がない場合、計画通りに行動を遂行しないのは金融政策当局としての信用を損なう恐れがあると語った。
同総裁は今年のFOMCで議決権を保有する。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は昨年12月に約10年ぶりとなる利上げを実施して以降、金融政策当局者は次回利上げの時期をめぐり議論しており、先週の金融政策会合では利上げを見送った。
最近の経済・政治関連記事
« クリントン、サンダース両氏が拮抗 | トップページ | ベトナムの1-3月GDP 前年同期比+5.46% »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント