会合での追加措置を正当化するだけの勢いが米国の景気にはある
米国のアトランタ地区連銀の
ロックハート総裁
は21日、ジョージア州サバンナで行った講演で、早ければ4月末に予定されている会合も含め、今後の会合での追加措置を正当化するだけの勢いが景気にはあると述べ、その勢いは経済データが裏付けていると続けた。
その上で、政策当局者らは実体経済が完全雇用と物価安定への想定された道筋を引き続きたどっているかどうかを見直し、リスクと見通しをめぐる不確実要素を考慮すると語った。
ロックハート総裁は、3月会合での政策決定を支持したと述べた。
一段の金利正常化は今年、経済情勢により正当化される可能性が高いと考えられ、その時期は比較的早く訪れる可能性もあるとの認識であり、私として は3月会合では辛抱強いアプローチが理にかなっていると感じたと説明した。
米国経済は、利上げ開始を決定した12月に想定した道筋に実質的にとどまっているも の、「リスクと不確実要素はいくらか変化した」と続けた。
米国連邦公開市場委員会(FOMC)では4月26ー27日に次回会合を開催する。
なお、FOMCは先週の会合では利上げを見送っている。
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