グレンコア の農業部門の株式40%を25億ドル(約2760億円)で...
カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)は、債務負担軽減のため資産売却を進めているスイスの資源商社
グレンコア
の農業部門の株式40%を25億ドル(約2760億円)で取得することに合意した。
今回の農業部門の一部売却はアイバン・グラゼンバーグ最高経営責任者(CEO)が昨年9月に打ち出した債務圧縮計画の一環。
6日の発表によると、グレンコアは小麦とトウモロコシ、大麦、バイオ燃料、綿花、砂糖を扱う農業部門の株式20%をさらに売却するオプションを有している。
グレンコアとCPPIBはいずれも、株式売買の完了から8年経過すれば農業部門の新規株式公開(IPO)を提案することができるという。
取引完了は今年後半の見込み。
量的緩和策の縮小や新興国経済の減速の影響を受けた商品下落の中で300億ドルに上る同社債務の規模が懸念を呼んでいた。
なお、農業部門の買収にはアジアや中東の政府系ファンド(SWF)のほか、サウジアラビア農畜産業投資会社(SALIC)も手を挙げていた。
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