4月の米消費者マインド指数は7カ月ぶり低水準
ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は
89(前月 91)
に低下した。
事前のエコノミスト予想値は90だっ た。
なお、速報値は89.7で収縮したことが明らかになった。
ミシガン大学の消費者調査ディレクター
リチャード・カーティン氏
は発表文で、消費者の最大懸念は経済成長の減速が収入や雇用の伸び 鈍化につながるかどうかということであり、大統領選の結果に左右される将来の経済政策をめぐり不透明感も高まっていると指摘した。
そのため、消費者は両方の点で、既に守りの姿勢を強めていると述べた。
現在の景況感を示す指数は
106.7(前月 105.6)
に上昇したが、6カ月後の先行き景況感を示す期待指数は77.6(前月 81.5)へと大きく低下した。
向こう1年間のインフレ期待値は2.8%(前月 2.7%)に上昇した。
向こう5-10年間のインフレ期待値は2.5%(前月 2.7%)に低 下、1979年の調査開始以来の最低水準と一致した。
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