米国8月の雇用者の伸びが市場予想を下回った。
米国労働省が2日発表した雇用統計によると、8月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は
15万1000人
の増加だった。
事前のエコノミスト調査では18万人増の予想だった。
なお、前月は27万5000人増に上方修正(速報値25万5000人増)された。
また、家計調査に基づく8月の失業率は4.9%で前月と変わらずだった。
市場予想では4.8%への低下だった。
労働参加率は62.8%で、こちらも前月から変わらずだった。
経済悪化でパートタイム就労を余儀なくされている労働者や職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は9.7%で横ばいだった。
経済的理由からパートタイムで働いている人の数は約605万人で、前月(594万人)から増加した。
平均時給は前月比0.1%増の25.73ドルだった。
なお、伸び率は前月(0.3%増)を下回った。
前年比では2.4%増(前月2.7%増)だった。
週平均労働時間は6分減って34.3時間と、2014年以来の低水準だった。
減少は半年ぶりもこと。
雇用者数を業種別に見ると製造業は1万4000人減、建設も減少した。
サービス部門は増加ペースが減速した。
小売りは1万5100人増だった。
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