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2016年9月14日 (水)

口座を顧客に無断で開設したとされる問題

 

 米国の投資会社ゴールドマン・サックス・グループの
   ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)
は「アバカス」と呼ばれる合成債務担保証券(CDO)、JPモルガン・チェースの
   ジェイミー・ダイモンCEO
は「ロンドンの鯨」という不祥事にそれぞれ見舞われた。

 

 米国の銀行業界の「ミスター・クリーン(清廉の士)」といわれてきたウェルズ・ファーゴの
   ジョン・スタンプCEO
にも新たなスキャンダルが襲い掛かっている。

 ウェルズ・ファーゴは、資産家で著名投資家の
   ウォーレン・バフェット氏
が率いる米投資・保険会社バー クシャー・ハサウェイが筆頭株主であるという優位な立場をこれまで享受してきたが、金融危機以降の銀行業界において
   最も外聞の悪い不祥事
に巻き込まれた。

 

200万を超える口座を顧客に無断で開設したとされる問題を決着させるため、同行が
   1億8500万ドル(約190億 円)
の支払いに応じることが先週明らかになった。

 米国の金融当局への支払額は他の不祥事の解決金と比較して見れば決して多額ではない。

 こうした騒ぎに火が付いたことで、銀行の評判と自らのレガシー(遺産)へのダメージを抑えるためにスタンプCEOは火消しに追われている。

 同CEOは来週米議会での証言を求められており、大統領選のキャンペーンでウォール街が民主、共和両党の候補から攻撃を受ける状況を作りだしており、ウェルズ・ファーゴを厳しく糾弾する絶好の機会が議会に与えらたようだ。

 

  

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