キルクークへのISの奇襲攻撃を撃退
イラク治安部隊は24日、同国北部
キルクーク(Kirkuk)
のナジュムッディーン・カリーム(Najmeddin Karim)知事はメディアの取材に対し、イスラム教スンニ派武装過激派組織「イスラム国(IS)」による大規模な奇襲攻撃を終結させ、市内は現在、通常の状態に回復していると述べた。
3日間の戦闘でIS側は少なくとも74人が死亡した。
一方、政府側では治安部隊を中心に46人が死亡した。
今回の襲撃攻撃の首謀者を含む複数のIS戦闘員を治安部隊が拘束した。
この首謀者による最初の供述で、21日にキルクークを襲撃したIS戦闘員は100人前後だったことが判明した。
このうち何人かは工作員として、キルクークの民兵組織などに入り込んでいた。
首都バグダッド(Baghdad)の北方約240キロに位置するキルクークへのISの攻撃は、ISの主要な拠点都市としては同国最後となったイラク第2の都市、モスル(Mosul)で奪還作戦を展開する政府軍の注意をそらす狙いだったとみられている。
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