ISへの軍事的な攻略計画を拡大
イスラム教スンニ派軍事過派組織ISからイラク第2の都市
モスル
を奪還する大規模な作戦が進むなか、アメリカ主導の有志連合はモスルの奪還と並行してISのシリアでの拠点
ラッカ
の攻略にも乗り出す方針を決めた。
イラク軍などによるモスル奪還作戦を空爆などで支援するアメリカ主導の有志連合は25日、国防相の会合をフランスのパリで開き、今後の対応を協議した。
この会合のあと記者会見した米国の
カーター国防長官
は、モスルでの作戦は順調に進んでいると述べ「われわれはラッカの攻略についても喫緊の課題として追求することを決定した」と続けた。
また、有志連合がモスルの奪還と並行してISのシリアでの拠点ラッカの攻略にも乗り出す方針を決めたことを明らかにした。
シリア北部の都市ラッカはISが一方的に「首都」と位置づけており、カーター長官は「ISの掃討に向けたわれわれの作戦の中核的な目的の1つだ」と、ラッカ攻略の重要性を強調した。
ラッカでの作戦ではシリアの穏健な反政府勢力など地元の部隊が主体となると述べたうえで、有志連合がすでに作戦の下準備に着手したことも明らかにした。
また、今後、部隊の育成などを進め作戦の開始を急ぐ考えを示した。
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