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2016年10月17日 (月)

北京で大規模な退役軍人のデモが起きた。

 

 中国全国各地から1万人以上の退役軍人が集まり、11日、北京市中心部にある中央軍事委員会のオフィスである
   「八一大楼」
の前で生活の保障と待遇改善を訴え、12日早朝まで抗議を続けた。

 

今年の元軍人による抗議活動としては最大規模のものとなった。

 

元軍人の代表らは軍当局責任者と交渉を試みたが、その結果はあきらかになっていない。

 「八一大楼」は8月1日の人民解放軍創建記念日の名を冠した国防部の施設。

 

 11日早朝に、迷彩色の軍服を着た人民解放軍の元軍人たちが続々と「八一大楼」の前に集まった。

 この抗議活動の一部始終を目撃した北京市民の多くが目撃し、、「八一大楼」周辺は中年の元軍人に埋め尽くされ、その列は2~3キロ続いたとという。

 このデモに参加した元軍人はほとんどが地方から来た者で、手に横断幕を持ち、軍歌を歌っていたという。

 一方、降誕当局はデモに対して厳戒態勢をしき、武装警察や警察を多数出動させ不測の事態に備えた。

 デモ参加者は「八一大楼」前で丸一日抗議を行った。

 多くの北京市民は参加者に水や食べ物を渡して支持を示した。

 このデモの参加者の多くは退役する前は中国人民解放軍の活動で最前線で従軍していた兵士が多数を占めており、各災害救援活動にも陣頭に立って参加した者という。

 しかし、各地方政府が中央政府の制定した
   職業再配置政策
を権益の拡大に勤しみ、誠実に実施していないことが原因で生活が苦しいため多くの退役軍人がデモに参加していると見られる。

 デモ参加の軍人は軍に在籍したときに
   敵を殺す方法
しか学ばないから、退役後は、何の技術も持たないため社会に適合するのは非常に難しい存在となっている。

 中国政府が彼らの生活を無視する方策を続ければ、「彼らを見殺しにするのに等しい」といった同情する市民も多く、既存の軍人や警察、公安要員などへの意識の波及が強まる可能性もあり大混乱する芽が生まれやすい状況が広がってきた。

 

 米国政府系メディアの「自由アジア放送」(RFA)によると、約1万人以上もの元軍人がデモに参加したと伝えており、参加者の代表は11日夜8時に中央軍事委員会の担当者と交渉を行ったが、交渉の結果は不明だとのこと


 

ひとこと

 昨年9月に中国の
   習近平国家主席
が人民解放軍の30万人削減計画を明らかにしたことも影響し、退役軍人の人数が大幅に増加しており、退役軍人の年齢が低下していることも背景にあり、今後国内で元軍人による大規模なデモ活動が頻発し、あるいは爆薬や重火器の扱いに手慣れた退役軍人も多く、中国中央政府への反発から反乱等が引き起こされ社会が不安定化する可能性がある。

 中国の各時代の王朝の末期に天候不順等に伴う飢饉が起きた際に不適切な対応が原因で反乱が各地で起こり、鎮圧出来ずに倒れることが何度も起きている。

 北朝鮮の崩壊の道筋によっては、少数民族の反乱も同時に起こりため、同様の事態に発展する可能性もある。

  
 
   

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