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2016年10月 2日 (日)

ハングル は、チベットで生まれ、モンゴル帝国の公式文字の「パスパ文字」が源流

 

 韓国のメディア
   ニュース1
は一般的に世宗大王が独創的に発明したということで韓国では常識になっている
   ハングル
が実は、チベットで生まれ、モンゴル帝国の公式文字となった
   「パスパ文字」
であるという主張が飛び出したと報道した。

 また、「ハングル」は漢字の音を韓国語で表記するために作られたという主張もあり、従来の教科書の内容を覆すものとなっている。

 モンゴル帝国の第5代皇帝
   クビライ・ハーン
が国師であったチベット仏教の僧侶
   パスパ
に命じて制定させた「パスパ文字」は、広大な領土内で用いられる多様な言語があり、自国の言語を漢字で記録することが困難なため、表音文字を別に作ったとされている。

 

 「ハングル」は、李氏朝鮮の第4大王の
   世宗
     (セジョン 洪武30年4月10日(1397年5月7日)
              - 景泰元年2月17日(1450年3月30日))
が漢字表記を排除し李氏朝鮮内への中国からの影響を少なくする意図などもあり、民衆のために制定した文字とこれまで言われてきた。


 韓国の著名な書誌学者である高麗大学の
   チョン・グァン名誉教授(76)
は30日、 嘉泉(カチョン)大学で開かれる
   「ユーラシア文明とアルタイ」国際学術大会
において、同内容の論文を発表した。

 チョン教授が発表する論文「アルタイ諸民族の文字制定と使用」によれば、まず、ハングルとパスパ文字の文字数が同じであるという。
 
 ハングルは子音32文字と母音11文字の計43文字であり、これはパスパ文字の43字母と一致している。

 また、チベットを統一した
   ソンツェン・ガンポ王
が古代インドで流行した音声・文法理論である毘伽羅論を応用して新たな表音文字を作り出した影響を受けている。
 
 7、8世紀以降、中国の北方遊牧民族は新国家を建国し、領土内を支配するためにも新たな文字を制定する必要があったという。

 膠着的な文法構造を持ったアルタイ系統の言語を使用する民族には、漢字の使用では自分たちの言語を表記するのには適していなかったためだ。


 このような伝統が朝鮮半島にも伝わり、朝鮮の建国とともにハングルの制定につながったというのが、チョン教授の主張である。

 チョン教授によれば「毘伽羅論」は、仏教記録を通じて朝鮮にも伝わったと述べ、高麗の末から李氏朝鮮の初めにかけて多くの学僧らが学んでいたため、これがハングル制定の基本的な枠組みになったことを明らかにした。

 なお、チョン教授は、高麗王朝を倒した女真族出身の将軍で李氏朝鮮を成立させた太祖
   李成桂
の家系とパスパ文字のつながりについても指摘している。

 

 李成桂の父親である
   李子春
は元の軍人で高麗を東北方面からおさえる元の拠点の咸鏡道の双城総管府で勤務しており、一時期は千戸(千人隊長) の官職も務めたとされている。
 
 このことから、李子春のひ孫である世宗が文字を制定するにあたり、パスパ文字の影響が大きかったことが推論できるとしている。

 

 さらに、訓民正音がパスパ文字のように漢字音を自国語で表記するために制定された文字であると主張した。

 初めは漢字音の表音のために記号を作ったものだが、パスパ文字のように韓国語と韓国の漢字音の表記にも使われるようになり、急速に一般民衆の生活文字として広まったことを明らかにした。

 

ひとこと

 日本では8世紀までに万葉仮名などから編み出された「平仮名」「片仮名」が独自に用いられ広く使われるようになっている。

 
  
   

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