港町シルテでIS残党掃討
リビア統一政府(国民合意政府、GNA)を支持する民兵組織は21日、イスラム教スンニ派軍事過激派組織「イスラム国(IS)」が拠点としていた港町シルテ(Sirte)で、最後まで激しく抵抗していた
IS戦闘員の残党グループ
の掃討を続けており、ISが要塞化し、激しく抵抗し防衛していた
ギザ・バフリーヤ(Al-Giza Al-Bahriya)地区
の学校から、IS戦闘員らを撤退させ、奪還完了に近付いていることを明らかにした。
また、西部の都市ミスラタ(Misrata)の出身者が大半を占めるGNA側の民兵らが家々に進攻し、ISが陣取っていた場所に迫撃砲を加えた。
医療筋によると、この戦闘でGNA側民兵2人が死亡、17人が負傷した。
シルテは首都トリポリの東方450キロに位置し、かつての人口は12万人だった。
2015年6月にISが制圧して以降、住民が脱出し始めていた。
GNA側の民兵組織は今年5月12日、シルテ奪還作戦の開始を発表した。
最初の数週間で同市の大部分を奪還したものの戦闘員の犠牲を回避し、街中に取り残されている民間人を守るために、攻撃の勢いを弱めていた。
これまでの戦闘でGNA側の戦闘員約700人が死亡、約3000人が負傷している。
ただ、IS戦闘員の死者数は分かっていない。
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