トランプ氏が大統領選で勝利すれば金融不安が大きくなる?
共和党候補のトランプ氏が大統領選で勝利し、中国やメキシコ製品に対する関税強化や、北米自由貿易協定(NAFTA)撤回をすぐさま実行に移す意思をあらためて表明すれば、株式市場は急落する可能性が高い。
同氏が信頼できる代替案の提示もなく
ドッド・フランク法
の即時停止など、金融システムの将来像に不透明感を生み出す流れが強くなれば金融市場の下げはいっそう大きくなる。
株式市場の混乱が投資適格級とハイイールドの両方の社債にも広がり信用不安が増す区する可能性がある。
国債市場の反応では普通国債は低成長見通しとインフレ上昇期待の間で綱引きが続く見込み。
インフレ連動国債(TIPS)などインフレに敏感な証券は、財政政策主導によるインフレ加速の可能性が高まるため、市場がこれらの証券の見通しを上方修正することから、不透明性は後退するとの意見が多い。
« バランスのある選挙結果が必要。 | トップページ | クリントン対象であれば米ドル売りが強まる? »
「One MileStone」カテゴリの記事
- 世論操作の手法で支持率の回復は無理な話だろう(2021.01.06)
- 韓国大統領の不支持率は6割越え(2021.01.05)
- 頭が狂った評価(2020.06.03)
- 観光産業への打撃はまだまだ続きそうだ(2020.05.18)
- 新型コロナウイルス対策に78億ドル(約8400億円)を充てる緊急歳出法案(2020.03.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント